3/20(火・祝)の午後は、
そんな大人の感想よりも、
岩田誠さん(神経内科学/東京女子医大名誉教授)の講座でした。
「読み書きする脳」というお話をしていただきました。
進化史からみると、ヒトの脳は2段階の飛躍があったそうです。
第1の飛躍は、巨大な連合野の獲得。
これによって正確なコミュニケーションが可能に。
第2の飛躍は、文字の発明だったそうで、
このことによって、時間と空間を征服したともいえるそう。
また文字には、絵文字、表意文字、表語文字があり、
表語文字のなかに、形態文字、表音文字などがあり
音節文字、子音アルファベット、母音アルファベットなどがあり・・・。
気が遠くなるようなくらいの分け方があるんですねー。
漢字とカナが脳の中で、司る部分が違うということが
私には、不思議な気もしたし、
でもカナには(画数が少なくて簡単ということ以外でも)
度忘れがないことに、何かあるのかなーと思ったりしました。
漢字の意味は、文字を習う時に一緒に覚えるけれど
体験的なものとしての「意味」は後からついてきますよね。
(でも、十分な体験があってから習う漢字もありますねー)
うーん、妄想やら何やらで
私の脳はパツンパツンになってしまいました。
わかるところだけわかったような、
わかりたいようにわかったような、
なんとも身勝手で不安な私の脳です・・・。
でも先生の、
研究者というだけでなく
実際の患者さんに寄り添っている
苦しんでいる人を救いたいという現場のお医者さんとしての
あたたかな気持ちが、お話からにじんできました。
そんな大人の感想よりも、
すごく素敵な講義ノートを書いている子を見つけたので
紹介しますね。
↓ 講座を聞いた吹戸美南さんの講義ノートです。
美南ちゃんのお隣の伊藤さんにも
会ってみたくなりますね。
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