3/23(金)11:00~12:00 親子Special
講師:酒井邦嘉さん(言語脳科学/東京大学大学院准教授)
トラカレオープン講座初の小4以下のこどもと一緒に参加できる講座です。
赤ちゃん連れのお母さんたち100名近くが集まりました。
今回は酒井邦嘉さんの絵本「ことばの冒険」(明治書院)を開きながら、
ことばがどうなっているのか、こどもたちと一緒に本を読んだり、
お話を聴きました。
私たちが誰でも持っている「ことばの木」。
ことばは、いくらでも長くできるんだよと、こどもたちと一緒に
「これは ものがたりの本をよんだ男の子の すきなクジラの くらしている
うみの かなたにある しまにはえている やしの木にのぼった サルの
見上げた ほしをしらべにいく ロケットです」とことばの木を増やしてみました。
どんなにことばが増えても、瞬時に「これ」が何を指すのかわかるのが、
自然言語だそうです。
「かなしい」「うれしい」「たのしい」ということばを酒井さんが言うと、
聞いていたこどもが「かなしいは過去」「うれしいは現在」「たのしいは未来」と
発言する場面も。
確かにかなしいことは過去のことが多いし、
うれしいのは今、未来は楽しいことが待っているねと、
こどもたちの本質をつかむ力に驚いていました。
私も今回の講座は全般的に
こどもたちのすごさを感じました。
全部書き留めたい、
聞き逃すまいと
メモを取ったはずですが、
終わってみると、
ことばになかなかできない。
そのわきで、
こどもたちがバンバン
自分の思ったこと、
面白かったことを
みんなの前で言っていました。
小学生たち、すごいなー!
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