新宿のメンバー、寒川さん(ニックネームはケーニンといいます♪)の体験談を紹介します。5歳のヒデくんと二人でヒッポを楽しんでいます。
小学生の頃から、ポールニューマンが好きで、アメリカや英語に憧れを抱いていました。中学校から始まった英語も、好きだからか、教科書を何度か読んでいるうちに覚えてしまう・・・、だから将来は“世界に羽ばたく”つもりでいました。そんな私だったのに、高校、大学と進むうちに何故か英語が苦手科目となり、外国人を見ると目をそらす、背を向ける・・・そんなどこにでもいるような日本人になりました。何度となく「やっぱり英会話!」と思い、NHKの英会話の番組を見たり、大学の社会人講座で「パーティ英会話」など勉強してみたりしたのですが、今までパーティなど一度も行ったことがなく、行く予定もない矛盾だらけの私。結局、思い立つ、あきらめる、また思い立つ、を繰り返していたのです。
結婚してこどもができて、ママ友の家でのこと。彼女はドイツ人でご主人はカナダ人ですが、二人とも日本に10年もいるために会話には全く問題はありませんでした。その彼女の家で、彼女が手を離せない時に電話がかかってきました。私が代わりに出ると、なんと英語!この時、私の頭の中で、電話で「ちょっと待って」というのは、あのテキストのあの辺にあったはず・・・と頭の中のテキストのページをめくって、なんとか例文を思い出そうとしていました。結局、何も答えられずに友だちに「英語なの、私だめ~」と変わるしかなかったのです。今から思えば、伝えたいことというより、正解を探していたような気がします。
私の住んでいる新宿区は、公園や児童館で毎日のように外国人親子に会います。どこの国の子で、何語を話すとか全く関係なく遊ぶ息子。「話しかけないで」オーラを出して背を向ける私。このままだと、外国人には背を向けるものと息子が認識してしまうかも・・・。そして私のような英語恐怖症に陥るかも・・・。そうならないためには、誰にでも心を開いて、どんな片言の英語でもぶつかっていく私の姿を見せるしかないと思い始めたのです。完璧な英語よりも、私が変わる必要があると思った頃、ヒッポと出会いました。 (続く)
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