2013年5月1日水曜日

von 山崎和夫先生 算数好きのこどもたち、集まれ!【ヒッポファミリークラブ広報室ブログ】

トラカレSFの山崎先生から算数の問題が届きました。
オープントラカレ講座では、
10/9の2乗が、1.23456790123456790123・・・という「8」のない無限循環小数になるのは
どうしてでしょうか?という問題をみんなで解きました。
それは3/12に書いたブログに掲載してあります。

で第2弾です・・・

100/81=1.2345679012345679012・・・であるなら

1.23456789000・・・という数字は、何を81で割ると出てくるのか

また
1.2345678901234567890123・・・という数字は、何を81で割ると出てくるのか

そして
1.23456789123456789123・・・は何を81で割ると出てくるのか求めてみてくださいという問題です。


先生からは
「無限」ということが非常に大切です。
9.999999999・・・は無限に9が続いても10ではない。
無限ということの深い論理性が面白いわけで、大学で物理や数学をやってる人には
おすすめです、というメッセージをいただきました。


計算自体はとても簡単なので、文系の人でも筆算でできます。
1.23456790123・・・は、100を81で割った数ですが
1.23456789123・・・は、1.23456790123・・・より小さいから
100よりは小さい数ですよね。ものすごい小さい差があるのですが100ではないわけで。



理系の人だからこれを「面白い」と思うかどうかは別のようで
通りすがりの理系の大学生に聞いてみたのですが
「エクセルでできますよ」という、つれないお返事。

先生も、答えそのものが知りたいのではなくて
計算して、考えてみるプロセスが楽しいから、
その楽しさを皆にも味わってほしいと考えて、
いろいろと問題を出してくれるんだな~と思います。


答えが出た後、確かめ算をしてみると
たとえば最後の問題では、どうして0が入ってないのかがわかったりします。


計算していると数字を書き散らかして、しまいには何を求めていたのか
わからなくなっちゃったりもするのですが
そのこんがらがり具合が楽しいです。

GW、お時間があったらぜひ親子でやってみてくださいね~!

↑ これはまだそんなに混乱しないで計算できたほうなんです・・・。
  



2013年4月26日金曜日

ダニエル's tips to have a wonderful Year Long【ヒッポファミリークラブ広報室ブログ】


2013年度のYear Long生たちの準備合宿が
2泊3日で代々木のオリンピックセンターにて行われました。
初日の夜、ヒッポのインターン生ダニエルが
これから約1年間、ホームステイをしながら留学をする高校生たちに
Year Longでの大事なことをアドバイスしました。



ダニエルの話は、自分のホームステイ体験がベースになっているので
すご~く説得力あり!

今はまだ不安もいっぱいあった13生たちも
同じようにがんばっているダニエルからの激励メッセージは
まっすぐ気持ちに届いたようです。

YL生だけでなく、これから夏の青少年交流でアメリカに行く中学生たちにも
聞いてもらいたい話です。
ぜひ聞いてみてね。


2013年度Year Long生たち

2013年4月8日月曜日

春のトラカレオープン講座・つまみ食いレポート【ヒッポファミリークラブ広報室ブログ】


「音楽ってなんだろう」岩田誠先生の講座レポート
岩田先生は、臨床医として失語症の患者さんを診てこられた先生で、前回の講座では、脳や失語症などのお話をお聞きしました。今回は、脳、人間にとって音楽ってなんだろうと考える講座でした。違う理解の仕方もあったのかもしれませんが、私なりの聞いた講座メモのようなもので、印象に残ったところをアップしたいと思います。


 ヒトの進化を脳の大きさから見てみると、現生高等霊長類のチンパンジーやゴリラと次の世代のオーストラロピテクスでは大きさはさほど変らないそうです。でも、二足歩行をしていたオーストラロピテクスは地面から脳までの距離があったため、アフリカの地熱の影響を受けずにいられ、脳が大きくなりうる可能性を獲得できた・・・。そこから進化していったヒト属。ネアンデルタール人では、ことばらしきものを持っていたのではないかと言われています。その後、18万年前には新人が出現し、旧人が絶えていきました。

 ところで音楽はいつから始まったのでしょうか。35000年~50000年前のディウジバベ洞窟では獣の脚の骨に穴が開いているものが出てきて、笛ではないかと考える人もいるそうです。ただ旧人の時代、動物の骨を使った笛はあってもそれは狩りに使う手段でしかなかったようです。岩田先生が紹介してくれた動画では、その骨をレプリカとして再現したもので演奏されていて、その音色はシンプルながらも、南米のケーナを思い出させるような音(もう少し高音かな)で、いつまでも聞いていられるような音でした。
≪聞いてみたい人はこちら→ Neanderthal Bone Flute Music

新人の時代になり、洞窟画を描くようになったそうです。その壁画を音響学の観点から調べたところ、どうやら壁画の描かれているところは音響効果のよい場所だったとか。ということは、壁画のあったところでは音楽がされていた可能性もあるでしょう。そこには音楽のほかに踊りもあり、歌も同時に発生したことも容易に想像できます。たとえば病人が出た場合、元気になってほしいという祈りだったかもしれないし、災害が起こらないように、たくさんの動物が捕れるようにという祈りだったかもしれない。それが医療の始まりでもあるし、宗教の始まりでもあるのかもしれないとおっしゃる先生のことばに、古代、ヒト属が「人間」になってゆく過程が想像できます。

 現代の音楽は環境設定の音楽、たとえば行進曲や子守歌などがあり、また回想の音楽という場合もあります。多くの日本人が「ふるさと」を聞くと昔の楽しかった子ども時代を思い出します。逆にアウシュビッツでは、収容されている人々は音楽隊の演奏を地獄の演奏と感じるわけです。それがたとえシューベルトでも・・・。また同じ曲でも時代によって変わっていく場合もあります。今では童謡として誰もが知っている「むすんでひらいて」も最初はアメリカの讃美歌として入ってきました。その後、日清戦争の時には戦闘歌になります。戦闘歌として聞いて育った人は、戦争のイメージがいつまでも付きまとうでしょう。多分、だれにでも多かれ少なかれ体験はあると思いますが、私も父が危篤の時に駆けつける車の中でたまたまかかっていた音楽を、それ以降聞くと、いつもその日のことが蘇ってきます。そんな思いはたった一度で、普段何度も違うシチュエーションで聞いている曲にもかかわらず・・・です。強烈な印象は、聞く回数も越えて脳にインパクトを残すのでしょうか。

 一方、絵画は、描かれているものの意味をことばで理解しようとするそうです。何が描かれているのかわかるということは、自分の脳に蓄えられている知識との照合ができたことを意味するのだそうです。でも音楽は、直接的に感情に働きかけてきます。それが音楽の良い部分でもあるし、体験に結びつくとその音楽を聞いただけでその風景が蘇ってしまうことになるんですね。

 音楽の要素、リズムやメロディ、音色などは脳の中で営む場所がそれぞれ違っているそうです。脳のあちこちに分散しているから直接的に情動に作用するのではとも考えられているのです。音楽の要素はほかにもテンポや和声、楽器の多様性などたくさんあり、これらの要素をたくさん組み合わせても、また一つで表現しても音楽は成り立ちます。だからこそ音楽の実践は、様々な形で脳を活性化できるようです。

 「音楽は人生のいっときだけやるものではありません。いつも音楽は人間のそばにあります。人間とって音楽ってなんだろう?という問いは一生考え続けたいことです」とおっしゃる先生のことばから、単なる研究からだけでなく、本当に患者さんに向かい合ってこられたからこそ人間にとって音楽ってなんだろうと考えておられるのだな~と感じました。

2013年4月3日水曜日

お父さんもWIP de メキシコ【ヒッポファミリークラブ広報室ブログ】

昨年から本格的に始まったWorld Internship Program。
大学生年代以上のメンバーが次々、自分にあったオーダーメードの交流を実現しています。

そんななか、千葉県に住む末田さんが、1ヵ月メキシコへWIPでインターンとして出発します。
末田さんは、会社の20年勤続のご褒美休暇を使っての交流。
「メキシコで自分に何ができるのか、行ってみないとわからないけど、楽しんできます!」と出発しました。
お父さんメンバーならではの楽しみ方で、メキシコWIPライフを満喫してきてほしいですね。

末田さんの活躍は、インターンの人たちのブログにも書いてくれるそうです。
まめにチェックしてみてね!


インターンのブログは、ここからも行けます!

2013年3月25日月曜日

地域の高大生の会へ行ってきました【ヒッポファミリークラブ広報室ブログ】

高大生の会
先日、中央A地域(中央線沿線)で、高大生の会がありました。
今年、YLへ行く子たちや帰国生(もちろん日本人)、
また今、日本に来ているIn Japan生たち(ドイツ、タイ)や
春のロシア青少年交流で来日中の子、韓国から里帰り中のYL生など
たくさんの高校生、中学生が集まりました。


どの子も、普通におしゃべりを楽しみ、
自分の口で自分の聞きたいことを聞いたり話したりして
ヒッポの中ではよく見る風景です。
こんなふうにとくに構えることもなく、初めて会ったふうでもなく
場を楽しむ高校、中学生たちがいること、それが日常にあるっていうことが
豊かだな~と思うのですが、自画自賛かなー。

帰国生たちは、自分たちの留学中の体験を話したり、
今、日本に来ている来日留学生たちは、これから留学する子たちに
いろんなことをアドバイスしてくれたり、
また去年、日本にイヤロンで留学していた韓国の子は
帰国後の今、考えていることを話してくれました。
どの子も、自分自身それぞれの夢を持っていて、ピカピカしてましたよー。

fromタイ
                                                                                                     fromロシア









                                                   fromドイツ
 from タイ

from韓国


いろんな地域で、こんな会がありますよね。
写真を送ってくれたら、この場で紹介します~。

2013年3月14日木曜日

謎の数字カプレカ数【ヒッポファミリークラブ広報室ブログ】




山崎先生からの問題です。
今までの小数点以下がいっぱいの数字から、ちょっとお別れして、
3ケタの数字の計算です。
(ホッとしますよね。でも、それも束の間なんですよ・・・。)


                
                                                              
千葉の吹戸美南ちゃんが描いてくれた山崎先生



今、1から9まで9枚のトランプのカードがあるとします。その中から3枚のカードを選んでください。
例えば、それが8と1と6だとします。
この3つの数字を、大きい順に並べて「861」という3ケタの数字と小さい順に並べて「168」という数字をつくり、
大きい方から小さい数字を引きます。

861-168=693

これをまた大きい順と小さい順に並べ替えて、「963」と「369」という数字をつくり、
同様に引き算をします。

963-369=594

同様に何回か、操作していくと何かが見えてきます。
それはなぜかを証明してみてくださいね~。

計算はすごく簡単だったし、面白いことは見つかるのですが「なぜでしょう?」と聞かれて、
頭の中が???となってしまった私に先生からヒントが届きました。

1)カプレカ数を探す操作をすると、常に2ケタ目は9になる。
2)1ケタ目と3ケタ目についても何かが見えてくる。

それらを使って、なぜそうなるのかを考えてみてくださいね。

2013年3月12日火曜日

トラカレオープン講座その2【ヒッポファミリークラブ広報室ブログ】

10/9の二乗を計算してみましたか?
私は数学があまり得意ではないので、子どもたちを引っ張り込んで
一緒に、計算してみました~。
(あ、計算は電卓がやったのでした (^_^;) )

1.2345679012345679・・・・・と無限循環小数になるのですが
どういうわけか、8がありません。
どうして8がないのか?
きっと先生は、そこを聞かれているのだな~と思い
次に、息子と筆算でやってみることに・・・。

まず10/9を計算すると1.1111111・・・となり
その二乗ということは、
1.1111111・・・×1.1111111・・・ですよね。
たとえば

1.111111111111111×1        =1.111111111111111
1.111111111111111×0.1        =0.1111111111111111
1.111111111111111×0.01      =0.01111111111111111
1.111111111111111×0.001     =0.001111111111111111
1.111111111111111×0.0001   =0.0001111111111111111
1.111111111111111×0.00001 =0.00001111111111111111
このあとずっと同様に続き、15ケタくらいまでやってから
答えを足していくと、1.234567となっていき、
足して繰り上がるところで、ちょうど8が飛んでしまうことが
わかりました。

先生に、ちょこっとだけ「こんなことをしました」とお知らせすると
すごく喜んでくださって、
「掛け算と足し算でやったのですね。次は別の考え方、引き算と割り算でやってみてください」とお返事がありました。

10/9の二乗は、100/81ですから、100を81で割ってあげればいいわけです。
またも、筆算でやっていくと、
余りの数が、19、28、37、46、55と、1の位と10の位を足すと10になるような
数が順に出てきます。
だけど、64、73までいくと、82はなくて(81で割ってるんだから、当然そうなりますよね)
ここで、答えのほうが8が飛んで9となってしまうのですね。

なんのこっちゃ?という方は、ぜひ筆算で計算してみてくださいね。
なぜそうなるのかは、わからないけど、
きれいに数字が並ぶことが面白い!って私は思ったのですが・・・。
いかがでしょうか。

ここまでやった人は、次があります~!
またも次号へ