2012年9月27日木曜日

赤ちゃん研究会【ヒッポファミリークラブ広報室ブログ】


今日、ヒッポファミリークラブの本部には、嬉しくなるほどたくさんの赤ちゃんたちが
べべフィーに集いました!
わが子のことばの成長を通して
お母さん自身の多言語の成長も、見つめてみようというフィールド。

大人も、初めて聞くことばの中にぷわぷわと漂い、
漂っているうちに、何もわからないと思ってたそのことばが
なんとなく知っていることばになってきて、
何度か耳にしたことばを、とりあえず口にしてみると
その国のことばを話す人たちが、ことばとして受け取ってくれる。
大人は「あぁ、そうやって使うのか」とか
「へ~、そんな意味なんだな」って、思いながらゲット・・・。

こどもは、そんな時、きっと何も思わないで、
ただ口にするだけなんだろうな~。
楽しいから言ってみる。そんな繰り返しなのかなー。
この子たちを見ていると、そんなことを思います。



大人たちの足元で、
こどもの世界が繰り広げられています。
何を話しているのかな?


お母さんの抱っこで、ロンドンブリッジ。
子どもたちには嬉しい時間・・・。
このフィールドに集まってきたお母さんたちを見ていると
親子で、多言語に触れながら、のんびりゆっくり子育てを楽しんでいるようで
皆さん、にこにこ楽しそうです。

 
最後は皆で、中国語でさようなら。
「再見、再見!朋友们 ♪ 」

2012年9月26日水曜日

夏のオープントラカレ講座【ヒッポファミリークラブ広報室ブログ】


今年で7年目を迎えたトラカレオープン講座。今回は、ヒッポで育った若手研究者の方々の講座もありました。
 
竹内昌治さんは、工学博士でモノ作りが専門。あらゆる分野の研究者が入り混じった研究室の話がヒッポのメンバーには共感十分!特に子どもと男性メンバーは目をキラキラさせていました!
 
鈴木淳さんは、量子情報理論が専門。量子コンピューターのことや相関関係の話などをわかりやすく話していただきました。
 
 
 
古澤力さんは「細胞が語り合うことばを理解する~計算機シュミレーションによる生命システムの解析」というテーマでお話ししてくださいました。
古澤さんは大学では物理学を学び、その後生物学や医学、情報科学と幅広く研究され、今一番理解したいことは「生きものと機械のシステムとしての違い」ということで、物理を背景にした生物の研究をされているそうです。実際にはスーパーコンピューターなどを使って、計算機シュミレーションから生物の発生過程での幹細胞の性質や、細胞間のコミュニケーション(相互作用)など生物のシステムを研究されています。
 
 
 
 
 
どの講座もすごく興味深いお話でしたが、今回は古澤力さんの講座の様子をお伝えします。
 
古澤さんが「生きものと機械の違いはなに?」と質問すると、こどもたちからは「生きものは勝手に増えて勝手に動く」と答え、冒頭で古澤さんを驚かせるシーンも。
機械は、ねじのサイズ一つ違っても、同じものをつくれないけれど、生きものは自分自身と大体同じでちょっと違うものをつくり、それが何世代もの時間を経て、進化していきます。
 
私たち人間は、親から受け継いだDNAの中にある遺伝子情報によって今のこの自分が生まれてきたわけで、また人間一人の中にも、200種類、60兆もの細胞からできているのに、同じような人間となり、各細胞がほぼ間違うことなく同じような人間の部分になります。なぜ筋肉の細胞は筋肉に、血管の細胞は血管になるのでしょうか。
古澤さんは、それらに対してシュミレーションで、細胞の発生過程でわかっているいくつかの条件を満たすモデルを計算機上につくり、細胞のふるまいの本質を見つけることができたそうです。

細胞は、細胞間のコミュニケーション(タンパク質を通した相互作用)によって役割分担し、筋肉はちゃんと筋肉に、神経は神経になります。でも、こんな複雑な私たち人間(だけでなく多細胞生物)がなぜこんなに安定して繰り返し生まれてこられるのか?それは細胞の中の幹細胞に、自分自身と同じものをつくる能力と、いろいろなものに変化できる能力があるから。たとえば傷を負った時に傷が治るということは、皮膚だった細胞が皮膚に戻るのではなく、皮膚の近くの幹細胞が皮膚の細胞へ変化するのだそうです。

そして幹細胞が、時間的にふにゃふにゃしていること、いろんな状態に行ったり来たりしている幹細胞の性質が大事で、この「ゆらぎ」が進化とか適応など生物システムが持つ柔軟で安定した性質の本質的な部分なのだそうです。この細胞のゆらぎを、シュミレーションから探って、大学時代には予測していたという古澤さん。最近実験からもわかってきて「ゆらぎ、細胞はフラフラしている」ということが共通認識となってきたそうです。

こんな話を古澤さんが、対称性の破れを例にとって話してくれると「おぉ~!」とどよめきながら「それなら何となくわかる」とうなづく人たちや、「ふらふらしていると何にでもなれる」というキーワードに「よく親からフラフラしてると叱られるけど、今日の講座の話を聞かせてあげたい」という高校生がいたり、傷が治るのは幹細胞の変化という話を聞いた小学生が「整形手術をしたらどうなるの?」と質問したりと、皆のはてな?も大きく揺さぶられて、わからない世界をフラフラして、大人も子どももワクワクした講座となりました。
 

2012年9月19日水曜日

韓国から【ヒッポファミリークラブ広報室ブログ】

先日、韓国ヒッポの新人フェロウが二人、来日し
ホームステイをしながら、
ワークショップに参加したり、榊原さん懇談会に出たり
日本のヒッポを楽しみました。
帰る日、本部におみやげです・・・と持ってきてくれたのは大きな瓶入り柚子茶。
涼しくなったら、みんなでいただきます~!

夏の青少年交流で韓国へ行ってきた本部スタッフ。
この大きさが韓国だよね~、うれしい~!

2012年8月31日金曜日

スペインチーム準備万端!【ヒッポファミリークラブ広報室ブログ】

ヒッポファミリークラブでは、2012年度のYear Longプログラムで海外に留学する高校生たちがこの夏、世界各地へ出発しています。

国によって、出発する日が違うので、旅立つ仲間を見送りつつ、自分たちの準備も最後までがんばるヒッポの高校生たち。
この日は、スペイン組が渋谷のヒッポ本部にて、帰国生などを迎えて体験談を聞いたり、スペイン語を歌ったりして準備していました。

高校留学をすることを決めてからのこの1年間、仲間と一緒にやってきた準備は絶対、現地で自分を支えてくれるから、自分自身を信じて、がんばってきてね~!!

2012年8月27日月曜日

Year Long番外編≪イタリアその1≫ 【ヒッポファミリークラブ広報室ブログ】

2011年度のヒッポファミリークラブの高校留学でイタリアへ行ってきた平澤杏佳さんのエッセイを紹介します。
杏佳さんのパネットーネへの愛が感じられますね~。
 
 
 
クリスマスの出逢い
 イタリアとえばパスタやピザなど食でよく知られるけれど、Natale(クリスマス)に食べられるお菓子はあまり知られていない。それはパネットーネといい私を散々苦しめた張本人である。
 大体クリスマスの1ヶ月くらい前になると店先に顔を出す。お菓子というより甘いパンに近い。中にレーズンやドライフルーツが入っているのが基本だけどメーカーによっては上にアーモンドや砂糖がのっている。なかには変わったパネットーネにも出会った家の近くの超おいしいパン屋のオリジナルで、1つは砂糖煮した梨とチョコが、もう1つはマロングラッセがレーズンの代わりに入っていて、まあ、これは特別。格別においしい!

ある日マンマが大きな箱をぶらさげて帰ってきて「イタリアのクリスマスはね、これを食べるんだよ」と言いながらパネットーネを家族みんなに切り分けてくれた。ふわふわしていて味はシンプルでおいしい。
その後、パパとマンマの友だちからクリスマスプレゼントとしてもパネットーネをもらい、家にまだあるというのに、買い物に行くとパパがまた買ってきたりして、気付くと家の中のパネットーネは、すごく増えていた。
そうなると頻繁にヤツと顔を合わすようになる。イタリアの朝ごはんは主にクッキーを食べるのだけどパネットーネがその隣に並んだり、夕飯のデザートにもでてきたり。もちろんおいしいから最初は食べるけどさすがに1日2回食べた時や食糧庫に何箱か食べられるのを黙って待っているのを見るとげんなりする。マンマも毎日にならないようたまに切ってくれるのだけどなんせ大きいから一度箱を開けると2,3食は食べないと1つ分は終わらない。
 
 
 でもヤツらの活躍の場は家だけじゃない。クリスマス休暇最後の学校はお菓子やジュースを食べながらパーティーをするのだけどそこでも食べた。マンマとホストと行っていたプールでもクリスマスパーティーがあってそこにもパンドーロ(クリスマスのパン菓子)と一緒にいた。友だちの家に遊びに行くとおやつにでてきた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 やっとクリスマスもおわり大晦日、友だちの家に泊まらせてもらった時、イタリアでは年越しそばの代わりに何を食べるのかな、とドキドキしながら12時を待っていたらシャンパンを開け始めた。おしゃれ~と思っていたらそこで予想もしていなかったことが!友だちのお母さんがなんとパネットーネを持ってきた!家にはまだ3箱くらいあって、でもさすがにパネットーネもシーズンが終わっただろうとたかをくくっていた矢先だったからショックは大きい。そうか、正月ってこっちだとクリスマスのおまけだからまだあなた、いるのね・・・。断れないから食べたけど。結局2月が終わっても、パネットーネは2箱くらい家に残っていた。
 
 
 
 そして復活祭コロンバという鳩をかたどった(結局はパネットーネと同じ中身の)パン菓子が出てきたのにはびっくりした。姿を変えてまだ私の前に現れるのか、と思った。
 イタリアで嫌と言う程食べてうんざりしていたけれど、帰国した今、ふとした瞬間にアイツのことを思い出して恋しくなる。そんな私はパネットーネの魔力にかかってしまった一人なのかな?
 

2012年8月24日金曜日

夏のオープントラカレ講座 講師・若き研究者;竹内昌治研究室を訪問!【ヒッポファミリークラブ広報室ブログ】

 今年の夏のオープントラカレ講座は、8月前半4コマ*開催されましたが、
幼少時からヒッポファミリークラブの環境で育ってきた方々が今若き研究者として活躍!
その先生方がご自身の最新の研究から、
ヒッポの小学生~家族、お父さん、シニアメンバーに楽しいお話をしてくださいました。
 講座に参加していたヒッポインターン生のStephane Barritaultくん(フランス・パリ)は
竹内昌治先生の講座を聞いて、生体の埋め込みセンサーや創薬、再生医療などに
大変関心を寄せ、竹内先生に質問もしました。
講座の後ご挨拶に伺い「研究室に行くことはできますか」とたずねたことから、
竹内昌治研究室に訪問が実現しました。

 
 
 8月8日(水)のお昼、Stephane、千代田崇(高3)、
Henri de Charnaceくん(崇のフランスYLのホスト)、千代田美奈子、
上斗米正子(言語交流研究所研究員)で東京大学生産技術研究所を
訪問させていただきました。
 東大駒場研究エリア、モダーンな研究棟の2階が竹内昌治研究所、
先生を訪ねると打ち合わせ中で来客スペースで待機。
 笑顔の竹内先生登場、約10年前にゼロからこの研究室をたちあげたこと、
少しずつ研究者、予算、研究設備を整えていかれたことを
昨日のことのようにお話してくださいました。
後半は研究室内訪問。
 
 
 
 
 最新の研究設備もかなり充実、でもいたるところ手づくり装置満載で、
竹内先生のご研究や研究室隅々に注がれている愛を感じました。
 竹内先生が今の道に進むきっかけにひとつは、大学院で研究を続けようかどうか
迷っていたあたり、エレクトリックコックローチに出会い、その仕掛けなどが凄く面白く、
生体とメカニズムの融合の道に繋がってきたということでした。
 また研究にため、早く早くアメリカに行きたいと願っていて
(それは中学の時、ヒッポファミリークラブの
夏1ヵ月のアメリカホームステイ交流に参加されていたので、
その空気感が忘れられず・・・かな?と思いましたが)、
夢が実現して遂にMITで研究することになったのですが、行ってみると、
研究の方法や進め方がすごく異なるとか素晴らしいとかではないんだ・・と実感して、
日本で面白い研究をしていこうと・・など、講座では聞けなかったお話しも楽しかったです。
 
 

 
 竹内研究所の特徴は、「異分野のことばを話そう!THINK HYBRID」の合言葉のもと、
数学、物理学、化学、生物学、社会学、医学、工学、芸術など、多様な分野の
研究生や専門家みなさんが、各研究分野の境を融合させて、
生体材料を使った『ものづくり』にチャレンジされていることです。
研究室に集ってらっしゃる約60名の皆さん、年齢も専門分野も国籍も超えて、
竹内昌治研究・開発ファミリーにわくわく参画されているようで、
まさに多言語で「ことばと人間」を探求するヒッポの手法!と感じました。
 生体とメカニズムのインターフェイスものづくり~竹内先生の研究室は、
社会に対して新しいものづくりを提案していくこと、
また若い方々に「新しいわくわくの種」が投じられて、それが広がっていくことに
使命がありますと、誰よりも竹内先生が、「小さな世界の大きな貢献!」に
キラリと夢を膨らませておられました。
 
 Stephane、Henri、崇の日仏若者がお礼や感想を述べる姿に、
今日の「種」は必ずや国境を超えて花開いていく・・と確信いたしました!
竹内先生謝謝!多謝!
記;上斗米正子(Stephaneホストママン)



後半、夏のオープントラカレ講座は
8月28日(火)AM;永井清陽さん「ヨーロッパの多言語、アジアの多言語」
                      PM;塚原祐輔さん「自分のゲノムに書かれていることが分かったらどうなるの?」
8月29日(水)AM・PM;山崎和夫さん「相対性理論~光速度不変の原理、E=mc2、歪んだ時空等」です。Bienvenue!!

*前半、夏のオープントラカレ講座は
8月1日(水)AM;竹内昌治さん「It's asmall world~異分野コミュニケーションが拓く小さな世界」
                    PM;古澤力さん「細胞が語り合う『言葉』を理解する~計算機シュミレーションによる生命システムの解析~」
8月2日(火)AM;鈴木淳さん「情報と量子~量子もつれで広がる新しいコミュニケーション」
                    PM;藤村靖さん「シラブルについて」
4コマで延べ約600名の方が参加され盛況でした。

2012年8月17日金曜日

Animo!12YLメキシコ組、出発【ヒッポファミリークラブ広報室ブログ】

つい1ヵ月くらい前には2011年度のヒッポファミリークラブのプログラムで留学していた
子どもたちが帰国し、渋谷のヒッポ本部もいつにもまして多言語が飛び交っていたかと思ったら
8月に入り、2012年度のYear Longプログラムの出発が始まりました。

写真は、メキシコへ出発する6人と、応援隊の人たち。(8/13成田空港)



10ヵ月後、彼らがまるでメキシコ人のようになって帰ってくることを楽しみにしてます。

きっと楽しいことだけじゃなくて、大変なこともつらいこともあると思うけど
一生に一度きりのイヤロンです。
自分を信じて、自分のことばの成長をみつめて
またそれをことばにしてくださいね。
身体に気を付けて、Animo~!