ヒッポファミリークラブでは、2012年度のYear Longプログラムで海外に留学する高校生たちがこの夏、世界各地へ出発しています。
国によって、出発する日が違うので、旅立つ仲間を見送りつつ、自分たちの準備も最後までがんばるヒッポの高校生たち。
この日は、スペイン組が渋谷のヒッポ本部にて、帰国生などを迎えて体験談を聞いたり、スペイン語を歌ったりして準備していました。
高校留学をすることを決めてからのこの1年間、仲間と一緒にやってきた準備は絶対、現地で自分を支えてくれるから、自分自身を信じて、がんばってきてね~!!
ヒッポファミリークラブ広報室ブログ_多言語の飛び交うヒッポファミリークラブの本部より、日々のトランスナショナルなこぼれ話や地域の話題、メンバーの方々のメッセージを発信していきます~! ヒッポファミリークラブのホットな情報を知りたい方は、こちらへ
2012年8月31日金曜日
2012年8月27日月曜日
Year Long番外編≪イタリアその1≫ 【ヒッポファミリークラブ広報室ブログ】
2011年度のヒッポファミリークラブの高校留学でイタリアへ行ってきた平澤杏佳さんのエッセイを紹介します。
杏佳さんのパネットーネへの愛が感じられますね~。
クリスマスの出逢い
イタリアといえばパスタやピザなど、食でよく知られるけれど、Natale(クリスマス)に食べられるお菓子はあまり知られていない。それはパネットーネといい、私を散々苦しめた張本人である。
大体クリスマスの1ヶ月くらい前になると店先に顔を出す。お菓子というより甘いパンに近い。中にレーズンやドライフルーツが入っているのが基本だけど、メーカーによっては上にアーモンドや砂糖がのっている。なかには変わったパネットーネにも出会った。家の近くの超おいしいパン屋のオリジナルで、1つは砂糖煮した梨とチョコが、もう1つはマロングラッセがレーズンの代わりに入っていて、まあ、これは特別。格別においしい!
ある日マンマが大きな箱をぶらさげて帰ってきて「イタリアのクリスマスはね、これを食べるんだよ」と言いながら、パネットーネを家族みんなに切り分けてくれた。ふわふわしていて味はシンプルでおいしい。
その後、パパとマンマの友だちからクリスマスプレゼントとしてもパネットーネをもらい、家にまだあるというのに、買い物に行くとパパがまた買ってきたりして、気付くと家の中のパネットーネは、すごく増えていた。
そうなると頻繁にヤツと顔を合わすようになる。イタリアの朝ごはんは主にクッキーを食べるのだけどパネットーネがその隣に並んだり、夕飯のデザートにもでてきたり。もちろんおいしいから最初は食べるけど、さすがに1日2回食べた時や、食糧庫に何箱か食べられるのを黙って待っているのを見るとげんなりする。マンマも毎日にならないようたまに切ってくれるのだけどなんせ大きいから一度箱を開けると2,3食は食べないと1つ分は終わらない。
でもヤツらの活躍の場は家だけじゃない。クリスマス休暇最後の学校は、お菓子やジュースを食べながらパーティーをするのだけど、そこでも食べた。マンマとホストと行っていたプールでもクリスマスパーティーがあって、そこにもパンドーロ(クリスマスのパン菓子)と一緒にいた。友だちの家に遊びに行くとおやつにでてきた。
やっとクリスマスもおわり大晦日、友だちの家に泊まらせてもらった時、イタリアでは年越しそばの代わりに何を食べるのかな、とドキドキしながら12時を待っていたらシャンパンを開け始めた。おしゃれ~と思っていたら、そこで予想もしていなかったことが!友だちのお母さんがなんと、パネットーネを持ってきた!家にはまだ3箱くらいあって、でもさすがにパネットーネもシーズンが終わっただろうと、たかをくくっていた矢先だったからショックは大きい。そうか、正月ってこっちだとクリスマスのおまけだから、まだあなた、いるのね・・・。断れないから食べたけど。結局2月が終わっても、パネットーネは2箱くらい家に残っていた。
イタリアで嫌と言う程食べてうんざりしていたけれど、帰国した今、ふとした瞬間にアイツのことを思い出して恋しくなる。そんな私はパネットーネの魔力にかかってしまった一人なのかな?
2012年8月24日金曜日
夏のオープントラカレ講座 講師・若き研究者;竹内昌治研究室を訪問!【ヒッポファミリークラブ広報室ブログ】
今年の夏のオープントラカレ講座は、8月前半4コマ*開催されましたが、
幼少時からヒッポファミリークラブの環境で育ってきた方々が今若き研究者として活躍!
その先生方がご自身の最新の研究から、
ヒッポの小学生~家族、お父さん、シニアメンバーに楽しいお話をしてくださいました。
講座に参加していたヒッポインターン生のStephane Barritaultくん(フランス・パリ)は
竹内昌治先生の講座を聞いて、生体の埋め込みセンサーや創薬、再生医療などに
大変関心を寄せ、竹内先生に質問もしました。
講座の後ご挨拶に伺い「研究室に行くことはできますか」とたずねたことから、
竹内昌治研究室に訪問が実現しました。
8月8日(水)のお昼、Stephane、千代田崇(高3)、
Henri de Charnaceくん(崇のフランスYLのホスト)、千代田美奈子、
上斗米正子(言語交流研究所研究員)で東京大学生産技術研究所を
訪問させていただきました。
東大駒場研究エリア、モダーンな研究棟の2階が竹内昌治研究所、
先生を訪ねると打ち合わせ中で来客スペースで待機。
笑顔の竹内先生登場、約10年前にゼロからこの研究室をたちあげたこと、
少しずつ研究者、予算、研究設備を整えていかれたことを
昨日のことのようにお話してくださいました。
後半は研究室内訪問。
最新の研究設備もかなり充実、でもいたるところ手づくり装置満載で、
竹内先生のご研究や研究室隅々に注がれている愛を感じました。
竹内先生のご研究や研究室隅々に注がれている愛を感じました。
竹内先生が今の道に進むきっかけにひとつは、大学院で研究を続けようかどうか
迷っていたあたり、エレクトリックコックローチに出会い、その仕掛けなどが凄く面白く、
迷っていたあたり、エレクトリックコックローチに出会い、その仕掛けなどが凄く面白く、
生体とメカニズムの融合の道に繋がってきたということでした。
また研究にため、早く早くアメリカに行きたいと願っていて
また研究にため、早く早くアメリカに行きたいと願っていて
(それは中学の時、ヒッポファミリークラブの
夏1ヵ月のアメリカホームステイ交流に参加されていたので、
その空気感が忘れられず・・・かな?と思いましたが)、
夢が実現して遂にMITで研究することになったのですが、行ってみると、
研究の方法や進め方がすごく異なるとか素晴らしいとかではないんだ・・と実感して、
日本で面白い研究をしていこうと・・など、講座では聞けなかったお話しも楽しかったです。
竹内研究所の特徴は、「異分野のことばを話そう!THINK HYBRID」の合言葉のもと、
数学、物理学、化学、生物学、社会学、医学、工学、芸術など、多様な分野の
研究生や専門家みなさんが、各研究分野の境を融合させて、
生体材料を使った『ものづくり』にチャレンジされていることです。
研究室に集ってらっしゃる約60名の皆さん、年齢も専門分野も国籍も超えて、
竹内昌治研究・開発ファミリーにわくわく参画されているようで、
まさに多言語で「ことばと人間」を探求するヒッポの手法!と感じました。
生体とメカニズムのインターフェイスものづくり~竹内先生の研究室は、
社会に対して新しいものづくりを提案していくこと、
また若い方々に「新しいわくわくの種」が投じられて、それが広がっていくことに
使命がありますと、誰よりも竹内先生が、「小さな世界の大きな貢献!」に
キラリと夢を膨らませておられました。
Stephane、Henri、崇の日仏若者がお礼や感想を述べる姿に、
今日の「種」は必ずや国境を超えて花開いていく・・と確信いたしました!
竹内先生謝謝!多謝!
記;上斗米正子(Stephaneホストママン)
記;上斗米正子(Stephaneホストママン)
後半、夏のオープントラカレ講座は
8月28日(火)AM;永井清陽さん「ヨーロッパの多言語、アジアの多言語」
PM;塚原祐輔さん「自分のゲノムに書かれていることが分かったらどうなるの?」
8月29日(水)AM・PM;山崎和夫さん「相対性理論~光速度不変の原理、E=mc2、歪んだ時空等」です。Bienvenue!!
*前半、夏のオープントラカレ講座は
8月1日(水)AM;竹内昌治さん「It's asmall world~異分野コミュニケーションが拓く小さな世界」
PM;古澤力さん「細胞が語り合う『言葉』を理解する~計算機シュミレーションによる生命システムの解析~」
8月2日(火)AM;鈴木淳さん「情報と量子~量子もつれで広がる新しいコミュニケーション」
PM;藤村靖さん「シラブルについて」
4コマで延べ約600名の方が参加され盛況でした。
2012年8月17日金曜日
Animo!12YLメキシコ組、出発【ヒッポファミリークラブ広報室ブログ】
つい1ヵ月くらい前には2011年度のヒッポファミリークラブのプログラムで留学していた
子どもたちが帰国し、渋谷のヒッポ本部もいつにもまして多言語が飛び交っていたかと思ったら
8月に入り、2012年度のYear Longプログラムの出発が始まりました。
写真は、メキシコへ出発する6人と、応援隊の人たち。(8/13成田空港)
10ヵ月後、彼らがまるでメキシコ人のようになって帰ってくることを楽しみにしてます。
きっと楽しいことだけじゃなくて、大変なこともつらいこともあると思うけど
一生に一度きりのイヤロンです。
自分を信じて、自分のことばの成長をみつめて
またそれをことばにしてくださいね。
身体に気を付けて、Animo~!
子どもたちが帰国し、渋谷のヒッポ本部もいつにもまして多言語が飛び交っていたかと思ったら
8月に入り、2012年度のYear Longプログラムの出発が始まりました。
写真は、メキシコへ出発する6人と、応援隊の人たち。(8/13成田空港)
10ヵ月後、彼らがまるでメキシコ人のようになって帰ってくることを楽しみにしてます。
きっと楽しいことだけじゃなくて、大変なこともつらいこともあると思うけど
一生に一度きりのイヤロンです。
自分を信じて、自分のことばの成長をみつめて
またそれをことばにしてくださいね。
身体に気を付けて、Animo~!
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