2011年11月24日木曜日

会いたかった!会いたかった!会いたかった!Dr. Suzanne

10月24日(月)名古屋国際センターにて
「会いたかった×3 スザンヌさんワークショップ」が
開催されました。

スザンヌさんが、中部に来るのは2年ぶり。
東京や広島、福岡が講演会をする中、
中部ではワークショップという形でスザンヌさんの講義を聞いたり、
ヒッポの多言語活動で見つけてきたことを
スザンヌさんに聞いていただいたり、
また一緒にヒッポの活動も楽しみました。

英語でたっぷり、スザンヌさんの講演も聞けました。
“On Raising Multilingual Children”
                               一緒にSA!DA!も!



ヒッポの研究部門のトラカレで見つけてきた
「5母音」「子音カット」の話や
音は意味の部分も担っているということから、
漢字の「音」から見た意味のグループ分けをした
単語家族の話など、チームをつくってプレゼンし
スザンヌさんに聞いていただきました。



5母音チームでは、自分たちや留学生の5母音を
実際にとってみました。





子音カットのチームは、
楽しいグッズを使って
わかりやすく子音について
プレゼンテーション






音は意味チーム。
「S」は、サラサラ、スカスカ・・・
「N」は、ネチャ、ヌルヌル・・・
「P」は、パッ、ポン・・・など、
音の素にはあるイメージが伴うことを伝えました。



皆の発表を身を乗り出して
聞いてくださっているスザンヌさん。






漢字チームは、
「PAO」という音のグループ、
「包」「宝」「保」などは
大きな意味で
「包みこむ」というような意味を
共通に持っているなど、
音の側から漢字をみてみました。


スザンヌさんは、「ヒッポと出会うたびに、
一人一人の体験が人に影響を与え、
自分の生き方を変化させてくれる可能性を感じられ
人類に対する希望と信頼を与えてくれる」と
話してくださいました。
そして、人間だけが持っている「言語」について、
またその獲得に関する可能性について
講演していただきました。

講演後も約3時間にわたり、質問に答える形で話されていましたが
終始「自然習得」を“immerse”という、より実感の持てることばで
話されていたのが印象的でした。

1 件のコメント:

  1. 新潟のリッキーです

    ヒッポやトラカレで発見してきたことを、皆で発表できたのは大変良かったと思います。

    これからもスザンヌ先生と共に言葉と人間について研究を深めていきたいですね。

    (音声認識や子音の話はまだ続きがあるんだね!)

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